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ハズレの本:「頭がいい人、悪い人の話し方」

2005年06月06日 10:25

今日の読書は、樋口裕一氏の「頭がいい人、悪い人の話し方」です。

レジ近辺にベストセラーとして置いてあり、タイトルに興味を持って、内容をチェックせずに買ってしまいました。よって、タイトルに興味をもって読んだ場合の感想です。

結論:オススメ・・・しません

ふはははは。ちくしょう。オイラの日曜の夜を返せ。

この本の流れをまとめてみました。但し、再度、読む気にもなれないので確認をしていませんから間違っているかもしれません。独断と偏見の塊の文章です。あしからず。


定義:「頭の悪い人=愚かな話をする人」

この定義自体に問題を感じますが、それを言うと、話が進まないので認めるとしましょう。

提案:「愚かな話をすることは望ましくない」

この考え方には同意。

展開:「何が愚かな話か理解できれば、知的な話し方をできる」

・・・はぁ~? まちゃまちゃの魔邪風に激怒

内容:「愚かな話の種類」

まぁ・・・この区分の話が役に立つような人もいるでしょう。



この本の問題点は、「タイトルと中身が一致していないこと」です。つまり、上の「展開」の部分です。

推測にすぎませんが、執筆後、営業面から編集と協議してタイトルを変更したのではないでしょうか? だとすれば、マーケッティングの観点からは、ベストセラーになったわけですし、オイラも騙されて買ってしまったわけですから、出版社としては大成功と言えるでしょう。お見事です。

では、著者の樋口氏にとってはどうでしょうか。大きな収入を得るというメリットはあったのでしょうが、小論文記述の指導をしている人間として・・・「タイトルと本文が一致しない」モノを出版するのは、あまりにリスキーな行為だと思いますが・・・。

ということで、タイトルと中身を、後から無理やり連結させようとした気配があります。そのため、導入から論理に無理があるのです。どういうことかというと・・・



命題A「頭のいい人は、愚かな話はしない人だ」

この命題Aは真だと断言していいでしょう。



仮説B「愚かな話をしない人は、頭のいい人だ」

著者の主張は、この仮説Bにもとづいています。
この仮説Bは、命題Aのに相当します。

命題が真でも、逆は真ではありません

必要条件だけれども、十分条件ではないのです。



仮説C「愚かな話をする人は、頭のよくない人だ」
では、こんな仮説Cはいかがでしょうか? 納得できますよね。仮説Cは命題Aの対偶に相当します。
命題が真なら、対偶も真です



あぁ、疲れた。違和感を文章で整理するのは大変ですな。

この本の区分、「愚かな人」と「それ以外の人」にすれば納得できたのかな。「頭のいい人」にしてしまったことが、怪しい本になった気もします。オイラ、この本で出てくる「愚かな話」は、普段からしないように心がけていることばかりです。

でもね、オイラ、「頭のいい人の話し方」なんてできません(泣) オイラが「この人・・・優秀だなぁ!」と感じる方の話し方は、そんな単純ではないんです。だからこそ、買ったのに。大ハズレでした。

ということで、この本に適切なタイトルをつけてみました。

ウザイ話し方をする人への対応

このタイトルだったら、オイラ、こんなに激怒しなかったでしょう。むろん、買うこともなかったけど(笑)
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コメント

  1. zero | URL | WgOu0GUw

    これからは・・・

    読みたい本があったらまずhamaちゃんに読んでもらって解説してもらった方がすんなり理解できるかも
    w この本も読もう買おうと思って
    おりましたが止めましたw

  2. はまちゃん | URL | qbIq4rIg

    あはは

    最初から面白くない本だとわかってたら、買わないし、読まないよぉ。

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